さくらん

観てきました。原色美と黒の美しさ。映像が綺麗だと内容がない映画に作られちゃってるかなーと思いながら行ったら、ちゃんと話があったし、私はまぁまぁ面白かったと思います。
アンナちゃんが花魁の役は微妙ですが、アンナちゃんじゃなかったら普通にまとまってしまっていたかも、そう思うとアンナちゃんでよかったのかな。でも子供時代と全く顔が違ったので、もう少しアンナちゃんに似た子役をお願いしたかった。
林檎ちゃんが担当した音は場面でいきなり流れてきたり、全く音がなかったり。メリハリがありました。日本の話だけど日本の話じゃないような。多分鮮やかな色の着物だったり、音楽がオーケストラだったり、昔の日本、古臭さというのを感じなかったからかな。
原作は見てないのだけど、最後は「ああやっぱり」という結末。。最終的にハッピーエンドだったなぁと思いながら映画館を出てきたけど、後々考えてみたら子供が鉢から飛び出た金魚を鉢に戻してあげて「おまえはここでしか生きられないんだぞ」って言ってたのが引っかかって、(もしかして逃げたけど捕まえられる?)と思いました。見つかったらどうなるんだろう。殺されてしまうのかな。。場面場面にちょくちょく出てくる金魚。2回観たら納得がいきそう。