14歳
買ったその日のうちに一気に読んだ。
どこかおかしいけど、どこもおかしくない。何かが違うけど、何も違ってない。
14歳の千原少年は、これからの未来のために自分探しをする。それがひきこもりだった。
「壁に穴をあける」
「パジャマの上に青い制服」
「大きな橋を渡る」
とても、何度か、胸が締め付けられそうになった。
でも、夢が見つかったときの拓けた感、いままでの重たかった空気が一気に消えた。千原兄のにかーっと笑った顔が浮かぶ。
- 作者: 千原ジュニア
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2007/01/13
- メディア: 単行本
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