水道橋ユキ 2008


東京までライブを見に行くのは、年末のCDJぶり。
グッズの発表がされたのは前日のこと。限定グッズもあるようで、何が何でも欲しい!と、気合を入れて、水道橋まで。
グッズ購入開始時間まであと3時間ほどあるのに、すでに前には40人くらいの人。
待っていると、ドアのところにグッズのチラシが張り出される。待ち時間は音楽を聞いて、ただひたすら待つ。
いよいよグッズが販売される頃にはお腹の減りもピークに達した14時でした。
買ったのは、白のスプーンTシャツ(スプーンの部分が鏡のようにテロンとした銀のプリント)、JCBホール限定のネイビー色のTシャツ、スプーン柄の大きなタオル、JCBホール限定の手ぬぐい(今日が赤、明日は黒の色違い)、ストラップ(曲がったスプーンにラインストーンがちりばめられていてキラキラしている)、そしてJCBホール限定のエコバッグ(ショッキングピンクで、スプーンが3つ繋がっているプリント)。
欲しかったものが手に入って満足。買った後、すぐそこに予約したビジネスホテルに戻り、荷物を置いてからお昼。東京ドームシティを彷徨って、レストランでカレー。野球があって、ちょうど終わったところ。外は人でごった返していました。
お店めぐりでライブまで時間潰し。夕暮れ、昼間は暖かかった気温も、夕方になると冷えてきました。列が呼ばれるまでじっと待ち、ようやく入場。
新しいホールはすごくいい眺めでした。赤と黒のパキッとした色あいの空間。
私の席は、第一バルコニーというところ(いわゆる二階席)。位置は真ん中よりちょっと右より。高さはステージよりちょっと高いくらい。
スタンディングの雰囲気もいいけれど、YUKIちゃんのライブはじっくり楽しみたくてバルコニー席を取ったのです。で、これが正解でした。JCBホールの構造上、ステージまでの距離はとても近く感じ、また音響もよかった!
会場が暗くなりメンバー登場、演奏が始まって、YUKIちゃん!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!めちゃんこかわいいの。
最初の衣装は、上は、肩がとんがってる黒のベストに黄緑蛍光色のスカート。(暗くなると蛍光スカートだけが浮いてみえる。)あと、YUKIちゃんの髪はウィッグ?エクステ?いつものトレードマークのおかっぱから、金髪ロング! 前髪の上の方に黒い髪?が 帽子のように乗っかっていました。
YUKI「こんばんは、YUKIです!アリーナ元気ー? 1階元気ー? 2階元気ー? 3階元気ー?落ちそうだよ?大丈夫ー?どうも、水道橋ユキです。初めまして。ここは水道橋……最寄りの駅は?。」
客「水道橋!」
YUKI「そう!私の苗字、今日は水道橋です。日本橋だったら日本橋ユキ…」と、茶目っ気のあるMCに笑いがこぼれ、暖かい雰囲気が広がっていきます。
YUKI「今日は新曲もやるからね。踊る準備はオッケー?歌う準備はオッケー?こけら落とししちゃう?こけら、落としちゃう?今日は最後まで、体がしびれるまで心を込めて歌いたいと思います。最後まで楽しんでいってね!」
こけら落とし公演がよっぽど嬉しかったのか、YUKIちゃんのテンションがものすごく高かったです。
そして“惑星に乗れ”を歌った後のMC。
YUKI「最近はブートキャンプのおかげで腹斜筋がちょっと強くなりました。でも、そのブートキャンプはすぐに脱退して(笑)先月誕生日だったんですが…ありがとうございます、(36歳(!)だから)サムって呼んで!(笑)それでね、Wiiをいただいて…任天堂から出てる、アルファベットで書くとダブリューアイアイ?(会場、ゆるい笑い)…あれ?今笑う所だった?…でね、Wii Fitっていうのも一緒にいただいたんですけど、その中にヨガがあって、日ごとにヨガのポーズが増えていくんですが、今日のヨガが浣腸するみたいなポーズで。」
客「やってー」拍手。
「恥ずかしい」と言いながらも、ちゃんと何度もやってくれました。
YUKI「みなさんは運動してますか?」
客「今してるー!」
YUKI「あそっか!みんなをこんなに休ませちゃった(笑)…今日はこけら落としですね。ワンマンのライブでは私が初めてです!すごく嬉しくて、記念に手ぬぐい作ったんですけど、みなさん買ってもらえましたか?一富士・二鷹・三なすびに鶴と亀とかですね、とにかくおめでたいものをたくさん入れてみたんだけど。」
そしてたどたどしくも、こけら知恵袋トーク
「“こけら”というのは建物を建てる時に出る木の屑で、完成した時にその屑を落とす事から、初興行をこけら落とし、っていうんだそうです。朝、広辞苑で調べたの。うまく言えて良かった!」
手ぬぐい、買ったけれど、のし付きで包まれてるため勿体無くて広げられません。
“長い夢”の終わりで、ステージ袖に消えたYUKIちゃん。不在中、そのまま演奏メンバーだけでインスト。めちゃめちゃカッコよかった。
そして出てきた二回めの衣装は、紫ピンクのキラキラしたワンピース。タイツもキラキラしていました。胸から肩にかけて、袖のフリルが豪華なほどの量。そして…頭は動物のように黒い髪がピョンとニ本。紫ピンクの衣装と、触角のような髪型に、小悪魔的。
WAGONの前のMCは、「恵みの雨に打たれる?大きいワゴンに乗って、いい所に行っちゃう?YUKIのワゴンに乗ってけー!」
JOYではみんながJOYダンス。最高にHAPPY! 本編、あっという間に終了。
アンコールはどこからともなく自然と「Joy to the world〜」の大合唱。途中「YUKIちゃん!」と掛け声が入るところがなんともいいね。
そして出てきてくれたYUKIちゃん。三回めの衣装は、銀と黒と蛍光色が混じりあったワンピース(←だったような。ちょっと自信ない)。前髪はパステルカラーの色々な色で、左髪の上の方がはねてました。イメージ、宇宙な感じ。
客の「最初からやって」の声に「最初から?私はいいけどね」その言葉に会場中拍手、とめられない雰囲気に「新曲やるから勘弁して」と。
新曲の紹介ではエピソードを話してくれました。
「20歳の頃、私は夜汽車で函館から上京してきました。友人が駅まで送ってくれて、餞別は缶ビール1本でした。夜に出発して、朝、上野駅に着きました。その日は寒い日で、わずかなお金と待っていてくれた恋人だけが全てでした。希望でおなかは膨らみ、不安など無かったように思います。最近はその頃のことをよく思い出します。友人の横顔や、恋人の声を、いつでも思い出すことができます。あの日には帰ることはできないけれど、夢の中であの日に帰っていくことができる、そんな歌です。みなさんも帰ってみてください。“汽車に乗って”」
ちょっとしんみりしたMCで、始まった歌。全部を通して聞くのは初めてだったんだけど、するめソング的な名曲の予感です。YUKIちゃんの思い入れもあって、特別な曲になりそうです。
ラストの“ハローグッバイ”が終わり、最後はメンバーとEXILEのようなパフォーマンスで締め(一直線に並んで、足はその場に、上半身をぐるぐる回すやつ!)、「ユキザイルでした、ありがとう、バイバイ!」と可愛い笑顔を残して、ステージの袖に消えてったYUKIちゃん。2時間ちょっとのライブはあっという間でした。
「New Rythem Generation」とグッズやライブ名に記されてる通り、これから新しいYUKIちゃんが見れる?と感じさせてくれるライブでした。
 
「水道橋ユキ2008」
メランコリニスタ
ファンキーフルーツ
スウィートセブンティー
ヘイ!ユー!
新曲(just life! all right!、かな?)
惑星に乗れ
ビスケット
愛に生きて
プリズム
長い夢
〜 インスト 〜
舞い上がれ
ワンダーライン
ティンカーベル
ふがいないや
Rainbow st.
WAGON
JOY
〜 アンコール 〜
汽車に乗って
ハローグッバイ

 
夕飯はミーツポート内のイタ飯屋さんで、ペペロンチーノを。
時間も時間だけに、カップルに両脇を挟まれてうなだれるような席でしたが、そんな場所に案内したのを気遣ってか、サービスでジャガイモをふかしたサラダをいただきました。何のサービスだったか未だに謎ですが…
ペペロンチーノは今まで食べた中で一番の美味しさでした。