あの人が帰ってきた!

今日は夕方からシーサイドラインの夕日を見に行く。
どこにも寄らずに着いたら喉が渇いていた。
そのままぐいぐいと階段を昇ってみるも、売店もしまっていた。
紫陽花だけが綺麗に迎えてくれた。
あの人と繋ぐ手は、ただ隙間に滑り込んでいるだけのような繋ぎ方。
お互い喉が渇いて気力がない。
この日はもやがかってて、海に沈みかけても、反映された色がもやで書き消されて、ただのピンク色の円だった。
今日はハズレだったかな。
ただ、夕日が残した空がほんの少しピンク色のグラデーションを残してくれていた。
そのままパスタ屋さんに直行。
パスタ屋さんだったけど、あの人はオムライス、私はドリア。
温泉卵をカレー&チーズのソースに崩した、熱々のドリアで生き返る。
デザートはフルーツロール。
あの人はチョコレートケーキだったかな。

もっと一緒にいたい。
お別れの時間がくるのはあっという間だ。