お見合いパーティー

しぶしぶ行ってきました、親に勝手に申し込まれたお見合いパーティーへ。
聞きたいですか?聞きたいでしょう。聞かれてなくても書きますね。独身の方は参考になさってください。(…なるかな?)
もう本当に行きたくなくて、招待状も数日前に届いていたんだけど全く見ずに今朝初めて見ました。夕方からということでゆっくりめに支度をして、家を出るのも余裕を持って早めに出ました。某ブライダルの式場で開催ということでそこを目指して車で行ったんだけど、インターを一つ余計に行き過ぎてしまい、戻る始末。。。少し早めに行動しておいてよかったです。
 
式場に入ると受付の方が寄ってきて「御用は」と聞くので「パーティーで来ました…」と答えると「時間になったらご案内いたします」ということでロビーで待つことに。すでに数人、パーティーの参加者かな?っていう人がちらほら、他に今日結婚式だったゲストの方数名が大きな引き出物と一緒にタクシーを待っている感じでした。
時間になったので案内されてパーティー会場へ。(せっかく来たんだし、今日は楽しもう!)と腹をくくり、ここで気持ちを改めました。
受付で参加費を払い、名札・自己紹介カード・男性の名前が書かれてある紙を渡されました。パーティーが始まるまでに自己紹介カードに必要事項を記入しておいてくださいと言われ、名札に書かれてある番号の席に座ってからカードを見てみると「名前、生年月日、年齢、居所、職業、兄弟の有無、長所、短所、趣味、一言PR(今日の意気込みなど)」を書く欄がありました。
さて、困ったのはやっぱり職業欄です。仕方無しに正直に書きました。「8月に退職して今はパソコンを習っています」ってね。だから行きたくなかった。
一通り書いたところで会場を見渡すと女性しか座っていない。どうやら男性は別室にいて、後から入場してくるようです。丸テーブルに男女交互で6人ずつ座れるようになっていて、7、8個くらいテーブルがありました。
 
時間になり、男性の入場。自分の名札の番号のところを見つけて座っていきます。もうここが一番緊張しました。軽く会釈してふと両脇や前方を見ると、(結構…お歳の方?)と思い、周りを見渡すと男女ともに(全体的に自分より結構上だよね…)って感じでした。いくら年上が好みとはいえ、上すぎても話が合わないものです。
スタッフの方がパーティーの手順を説明し、早速交流会が!
女性は今座っている場所から動かず、男性が順番に回ってきて、さっき書いた自己紹介カードを交換して、それを見ながら話をするということをしました。一人あたり2分ほどで次から次へと回ってきます。
正直言ってしんどかった。
それでも会話をしないと気まずいので、「趣味のドライブってどこまで行くんですか」とか頑張って会話をつなげていくんだけど、話が盛り上がる頃に次の方と交代という微妙な交流。2分って長いようで短いです。
私は20人余りの男性に「今恥ずかしながら無職でして…」って逆アピール☆
でも「俺も20代後半で転職して勉強しましたよ」とか「私も去年半年休みました」とか言ってくれて、今の自分の現状にホッとさせてくれる方もいたんだけど、やっぱり年齢が気になってしまい。
20代の人も3人くらいいたけど、趣味が合わなさそうだったり、なんでこの場所に来たの?って思って変に勘ぐってしまったり(ひねくれてますねー)。優しそうなオーラが出てるけどおとなしめな人が多かったように思います。
あっという間に全員と話し終わり、女性は配られた紙に気になった人の名前を書きます (この時男性はまた別室に移動します)。この紙に気になった人の名前を書くとスタッフがその男性にこっそり教えて、男性は次の立食パーティーにその女性のもとへ行ってアプローチしに来てくれるそうです。それって告白も同然。例え気になる人がいたとしても今の私は書けないだろうな。一人一人の時間が少なくて誰と何を話したかなんて覚えてなく、特に印象に残った人もいなかったので空欄のまま提出しました。
 
続いて立食パーティーでノンアルコールのシャンパンで乾杯をしたあと、料理を小皿に盛って男性とフリートーク
レディーファーストってことで先に女性が料理を小皿に盛るんだけど、その間男性はおのおのの場所で飲み物を飲んだり、女性の飲み物を取りに行ったり。同じテーブルにいた女の人が「がっついているところを見られているようで嫌だ」って言ってたけど、ホントにね、お腹すいちゃって、美味しそうな肉を取りたい、ケーキも食べたいって少し我を忘れてました (結局肉は混んでて取れなかった)。
テーブルに戻ると、私と同じテーブルにいた女の人と二人。寂しいテーブルです。その人も親が行けと、半ば強制的に参加させられたと言ってました。何処の家庭も同じなんだね。
女二人で話していたら見回っていたスタッフの男の人と目が合って、お互い無意味な笑顔を振りまいてしまいました。そのスタッフの人も交えて三人でパーティーについて話し、そのスタッフの方は「パーティーに来ている男性はパンチがない」と言っていました。お金を出しているのだからもっとアピールしないとってことらしいです。「でも私たち含めて積極性がないからこういったパーティーに参加しているんですよねー」って同じテーブルの女の人が言い、私は(そうだなぁ)と妙に納得していました。
スタッフの人と三人で話していたら2人の男性がテーブルに来てくれて、何気ない話をしました(「普段からスーツなんですか」とか、もういっぱいいっぱいです)。他のテーブルでは番号交換が行われているのにもかかわらず、私たちのテーブルは全然打ち解けられないままの空気で、何も行われませんでした。
 
時間が来て、自己紹介カードの裏面のアンケートを記入して本日のパーティーは終了。
アンケートには「もう一度逢いたい…」とでっかくタイトルが入ってて、気になった人3人を書く欄がありました。でもここに書いた3人は発表しないそうです。じゃあ書く意味無いのでは?と疑問に残りましたが、「もう一度逢いたい…」という人に巡りあわなかったので空欄にして提出しました。
(今思ったけど、もしかして男性のほうも自分の名前を書いてくれて、お互いに名前を書いていたら主催者のほうでまとめてくれるとか?そうしなきゃ本当に書く意味がない。)
楽しもうとは思ったものの、もともと必死さがない気持ちだったのと、参加した男性の年齢が自分と離れすぎていたっていうのが今日の結果だと思います。でも参加して、色んな人と話せる機会があったことは『人見知り族』にとって、プラスになったと思います。
 
会場を後にし、エレベーターから降りると、さっき喋ったスタッフの人が「どうでした?」と私たちに話しかけてきました。
私「楽しかったです」、女の人「楽しかったです、○○さん(スタッフの人)も印象良かったですよ」
そう言ったらスタッフの人が「私、もう仕事終わったんでこれからどこかでお茶しませんか?」と言ってきたのでびっくりしました。なぜびっくりしたのかというと、さっき三人で話した時に「結婚してる」と言っていたからです。
私「でもスタッフさんじゃ出会いないですし…」(←失礼)、女の人「結婚してるんですよね」、スタッフ「結婚してても大人の付き合いはできますよ」、女の人「私たち子供なんで〜」(うまい!)
そう言ってスタッフの人に見送られて玄関を出ました。寒空の下、駐車場に向かって歩きながら「きっと毎回女の子にお茶しないかって言ってるんだよ」「嫌だね」と私たちはため息をもらしたのは言うまでもありません。しばらくお見合いパーティーはいいです。
今日一緒にお供した女の人は顔も美人系で活発な話し方だったので、好印象でした。いい人に巡りあって幸せになってほしいです。
パソコン教室の人にも何人かにお見合いパーティーに行くって事を話していて、月曜日、みんなの期待してる顔が浮かびます…。
 
これを書いてる時のBGM/the band apart/Alfred And Cavity→DANIELS E.P.→K. AND HIS BIKE→quake and brook