my little lover Live#3 Acoustic“akko”

全頁ポストカードになってるパンフです

12年前…私は高校生でした。
マイラバを知ったのは、確かミスチルのファンクラブの会報に封入されていたチラシです。小林武史が新しいユニットをプロデュースする、ということで「Man&Woman」の発売を心待ちにしていました。(そうだ!なんだかんだいって、私はコバタケファミリーが好きなのだ…)
当時、車の免許をとる資格さえなかった私は、片道一時間近くのJUSCOまで自転車をとばして、フライングゲットしたのでした。
初めて聞く、その女性ボーカルは、ジュディマリYUKIちゃんのかわいいとは全く違うタイプの、かわいい女性の声(当時のakkoちゃんの声は今より甘ったるい感じだったように思う)でした。正直上手いとは思わなかったけれど、今までには聞いたことがない感じがして、何か、魅力がありました。
しかしマイラバが好きって言っても、コバタケが入ったことで(なぜ今更?)と思ったり、謙兄が脱退してからは聞く気持ちも消えていき、そのまま…ベストもFANTASYも聞くこともないまま、最新アルバムの“akko”は買う気はなくレンタルしてる始末。。。
デビューした頃は新潟に来てくれることを期待していたけれど、年数がたつにつれ、マイラバのライブなんて一生見ることはできないのかも…と思っていました。
 
しかし今日は待ちに待った、初めてのマイラバライブ。どれくらい待ちに待ったって、12年だよ(笑)。
残念ながら謙兄もコバタケもいないマイラバですが、マイラバの魅力はやっぱりakkoちゃんのボーカルでしょう?
今回はバンドとアコースティックの2部編成。できれば他の場所でやってた「Band“akko”」も見たかったけど、ケド!青春時代の思い出もひっくるめて全部、今日akkoちゃんに会える。(一緒に行ったA子ちゃんはマイラバ=アコースティックなイメージだそうだ)
チケットに印字された整理番号は28番。確実に前の席。夕方から熱が再び身体の中を急上昇だけど、負けるもんか。なんて強がってみたけれど、椅子席でよかったよ。
 
公式HPで紹介されているアコースティックバンドのメンバーは
Key 森俊之さん。
Gt. 古川昌義さん。
そしてakkoちゃん。
3人だけのステージ。期待感が高まります。
ステージが徐々に暗くなって、森さん、古川さんの二人が楽器の前に座った後、akkoちゃん登場!もう、出てきたときは信じられなくって、気持ちと風邪の影響でホワホワしたまま1曲目の「Magic Time」を聞いていたのだけど(懐かしすぎる…)、2曲目の「ALICE」で正気に返って涙が。。目に。。浮かびました。。
「こんばんわ、マイリトルラバーです!(^_^)」と元気に挨拶するakkoちゃん。
わー!やっと会えた!(>_<。)
今日の服装は、真ん中を結んでクシャっとしている、黒のタンクトップ、その下に薄いグリーンのタンクトップ、そして白い綿のロングスカート。靴は黒と白のストライプが交互に入り混じった感じのヒールかな?(公式のライブ日記を見ると、全会場私服だそうです!)拍手、声援に応えるakkoちゃん、顔くしゃくしゃにして笑って手を振ってて、かわいい。左手の薬指の指輪もキラキラ光ってたよ。
「今回東北あたりは初めて回るんですけど、新潟も初めて来ました」と挨拶すると、お客さんから「歳とっちゃったよ」の声もあって、ごめんなさいねーって謝ってました。
 
「recall」の時、鍵盤ハーモニカを間違えたらしく、森さんの方を振り返って「間違えちゃった!悔しい!」って悔しそうな様子。客席を振り返り、「でも新潟の人は優しいから許してくれますよね?」〜拍手〜「ありがとう!」それにしても悔しそう。
私は素人なので、言わなければどこを間違えたのか分からなかったよ。
akkoちゃんはボーカル以外にも、ところどころ鉄琴や鍵盤ハーモニカで音を作ってました。
 
メンバー紹介のときは、不思議で楽しいエピソードが。
「古川さんとは古い仲で…あ、違う、中くらいの仲でー(笑)この間古い仲って言ったら注意されたんです(笑)前回のライブの時とかレコーディングもお世話になっているんですけど、…森さんはですねー、あ、この曲いいなと思うと森さんの曲だったり、森さんが弾いてたりしてて、前からいいなぁと思ってて、でも人気で忙しい方だから事務所を通しても断られると思ったんで、知人を介してランチしたんですよね、それでライブお願いして。そしたらこの二人、幼馴染みだったんですよー!
客席「ええー」
「もー、何で紹介してくれなかったの?」ってakkoちゃんが古川さんに言ったら、
古川さん、ぼそっと「…僕とはランチなかった」って。会場もakkoちゃんも森さんも大爆笑。
「え、そうだっけー?そういえば無かったですねー、それはすみませんでした!」って古川さんに謝って「では今夜!お酒一緒に呑むってことでどうですか?あ、森さんも一緒にいいですか?」と一生懸命でした。
バンドメンバーの二人のこと、もっと調べてから行けばもっと楽しめたかも。後日、ネットで検索したら調べれば調べるほど凄い人たちでした。
 
「あふれる」の時はタイトル通り、涙があふれてしまいました。(こんなに素敵な奥さんいるのに武史ってば、なんで!)と思ってしまい。。(ほんと、邪念ですね) その後すぐに照明が明るくなってMCが始まったので、涙流しててはずかしー!
「あれ、こんなところにハンカチが!」と顔の汗をふき取るそぶりを見せるakkoちゃん。
客席「買ったよー」(数人、ハンカチを振る)
akkoちゃん「わー、ありがとー!(^_^)」
「このハンカチなんだけどオーガニックコットンで作ってて、肌触りがいいの。涙が刺繍してあるんですけど、色んな色の涙を表現してみました。嬉しい涙とか、悔しい涙とか、悲しい涙とか、感動した涙、とかね。」と宣伝タイム終了。
 
traveling with nature」の手拍子が速かったり、遅かったりで、タイミング合わなくって、曲が終わった後にakkoちゃんが森さんに「この曲の手拍子って森さんならどうします?」って聞いたら、森さんがその場で手拍子するも「うーん、難しいね」「ちょっと待って!」とさっき聴き終えたばかりのピコピコ音を鳴らす。
しばし森さん、試行錯誤中…そしてひらめいたかのように“タン・タン・休む・タン・タン・休む”の手拍子を編み出したのです!(他の場所では今までどうしてたんだろう?手拍子なかったのかな?)
traveling with nature」はみんなのうたで流れるイメージということもあって、かわいい曲。詩に「けむし、もじもじ」と出てくるけど、実にakkoちゃんらしい。
 
「つぎはデビュー曲を歌います」と切り出すと、客席は待ってましたとばかりに大きな拍手。「デビューした時、12年後この歌を歌ってるかとか考えられなかった」と話してました。
 
「白いカイト」は“タン・タン・タン・タ、タ”のリズムで最初から最後まで手拍子があっていた。曲を歌い終わったとき、akkoちゃん思わず「素晴らしい!」って言ってくれたほど。
公式HPにも書いてあるとおり、本当にこの日来ていたお客さんの気持ちが一体化となって、手拍子が揃ってた。それだけみんな、待っていたってことでしょう?
アンコールで出てきてくれて、しばし会場にいるお客さんを端から端まで見渡す。「今日は美味しいお酒が呑めそうですね」と3人がとても嬉しそうだった。
「また新潟に来ます…もしくは近隣の県に来ます(笑)」
終わりたくないと言いつつも、「楽しいことには終わりがつきものです、最後の曲、聞いてください。風と空のキリム」と締めくくる。「風と空のキリム」、初めて聞いた。
歌い終えたakkoちゃんにピンク系の花束のプレゼント。お客さんかな?それともイベンターさんかな?握手してて羨ましかった(+_+)
ステージの袖に去っていくakkoちゃん、そして森さん、古川さん。幼馴染の二人はがっちり握手していました。
映画のワンシーンを見たような、気持ちのいいライブでした。
 
Set list
1.Magic Time
2.ALICE
3.Shiny Shoe
4.Free
5.recall
6.予感
7.DESTINY
8.shooting star
9.あふれる
10.ショータイム
11.traveling with nature
12.Man&Woman
13.Hello,Again
14.白いカイト
EN
15.いとしい毎日
16.インスピレーション
17.風と空のキリム
 
帰ったら37度8分。風邪復活してました。どうりでゾクゾクすると思った。