派遣とは?仕事とは?自分とは?

ってこうしてネットサーフィンしてたらもう夕方になってしまった。
派遣I社から電話がきた。けど出なかった。出れなかった。出るのが嫌になった、ていうのが正しいかな。でもそのままにしておくのも気持ちがいいものではない。
5分後かけ直す。
派「この間の面接どうでした?」
私「15人受けたみたいで、今回も駄目でした」
いつものやりとり。もうこういうやりとりを何度となく繰り返している。
派遣のスタッフの人は新しい仕事を紹介してくれた。長期、最低一年働いてもらいたいとのこと。
私が望んでいた長期の仕事だったけど…けど…なにか引っかかる。
私「一晩考えてみていいですか」パソコン教室の先生に相談しようと思った。
派「うーん、一日だけなら…ちなみに何が引っかかります?」
私「しばらくハローワークで探そうと思って」
派「うーん、それはなんでですか?もし何か鬱憤(うっぷん)が溜まっていたら聞きますよ」
考えてもなかったけど、多分胸の底でずっとたまっていたものが一気にあふれ出した。
私「鬱憤ってわけじゃないんですけどー…よく分からないんです。自分でもどうしたらいいのか。面接で上手くいかなかったから次こう答えようとか、そのたびにホームページ見たりして研究するんだけど未だに決まらなくて。この間I社さんで受けたけれど結局採用されなかったし、自分がどうしたら採用されるか、どうしたらいいのか分からないんです。」
冒頭で鬱憤ってわけじゃないんですけど、と切り出しておきながら見事に鬱憤だった。
派「YUKさんが悪いって言うんじゃなくて、会社のほうの相性とか…おっとりした感じの人がいいと思ったり、せかせかした感じの人がいいと思ったり、色々だと思うんですよね。この間の会社だって惜しかったんじゃないんですか?私たちだって早く職に就いてもらいたいからこそお仕事紹介するわけで。」
「ありがとうございます…」「そうですかねぇ…」を繰り返し、煮え切らない返事が並ぶ。
「この間面接でお供した営業のHも明日いるんで、会社の仕事内容とか面接対策とか相談とかしに、当社に来て欲しい」とのこと。
煮え切らないまま(正直面倒くさい)、行って話だけでも聞いてもらって、アドバイスをもらおうと思い、行くことにした。
…うまく丸め込まれた感があるけれど。
テレビから「セレブの憧れの街」というのが紹介されてる。ほんとふざけた世の中だぜ。