Mr.Children HOME TOUR 2007 -in the field-

渋滞に巻き込まれたけれど、会場には開演1時間半前に着きました。
駐車場を出て炎天下の道。ビッグスワンまでそれほど距離はないけど、やっぱり暑かったです。
入り口のゲートでは早速偽物グッズが堂々と販売されていて結構な人が並んでいました。取り締まっている様子もないし、一瞬(あれっ?)と思ったけれど、公式ホームページでは見たことないものだったし、気になるけど無視をして通り過ぎました。
 
公式のグッズ売り場を見つけたけれど長蛇の列。仕方がない。けれども日陰になってたのが唯一の救い。進むのもA子ちゃんとA子ちゃんの妹と喋っていたらあっという間でした。
パンフ〜ひびき編〜(超些細本入り)と、つながりミニバックと15周年のマフラータオル(みずいろ)と彩りタオル(あか)を購入。(グッズ、本当に迷う。今、つながりミニバッグをもう一個通販で頼もうか考え中。このサイズ、何個持っててもいい。)
 
会場に入ると第一声、「すごい!」。吹き抜けのビッグスワンの大きさと人の多さに圧倒されました。
席はBの14ブロック。前の方だけど端っこで、少し見えにくい場所です。けれど長いステージが作られていて、桜井さんが走ってきてくれそうです。
ステージの頭上には大きな丸い円。ライトがたくさん付いています。スクリーンは左右に二つ、ステージの真ん中にワイドで一つ。
 
開演時間が近づくにつれ、コン、コン、キン、キン、と工事現場のような音がしていました。
今か今かと開演時間を10分ほど過ぎて、スクリーンに映し出されたCG。
いろんな大きさの鉄板を組み合わされたロボットがたくさん居て、みんな石を削っている。コン、コン、キン、キンって音はこの演出だったのかー、と納得していると「Mr.Children HOME TOUR 2007」と映し出され観客総立ち。
ジェットコースターに乗った期待感と、ゾクゾク感が襲う。いつもこの瞬間が楽しい。ボルテージは一気に上昇!!
 
まず目に入ったのはJen。オレンジ色のタンクトップ。にっこにこしてる。凄く嬉しそう。中ケーもケンちゃんも嬉しそう!そして桜井さん!ピンクの上着に黒いジーンズ。ピンクが凄く似合ってる。嬉しい!嬉しい!嬉しい!肉眼でもちゃんと笑顔が見えている。
 
まだ明るい空に「彩り」の歌いだし、「♪たーだー」と桜井さんの声が響く。
ここにいることが信じられなくて、でも本当で。
“ただいま”
“おかえり”
“ただいま”
“おかえり”
新潟に来てくれたのは10年ぶり。おかえり。また来てくれてありがとう。
 
「新潟、暑い!」「こんないい天気にライブできることは滅多にない」といい、台風でapfesが中止なったことを話し、「こんないい天気になったのは日ごろの新潟の皆さんの行いがいいからですね。…apは日ごろの中川の行いが悪いから…(笑)」と言うと、中ケーの苦笑してる顔がスクリーンに映し出されました。
 
信じられないくらい大サービスの曲たち。「名もなき詩」「星になれたら」が続きます。
「シーソーゲーム〜勇敢な恋の歌〜」では、「今みると、なんだこのチャラチャラした歌詞は!って思うんだけど、でも良い」と言ってました。
サビでは花火が上がり、夏らしい演出でした。
 
「”HOME”ツアーだけど、残念ながらここは僕らのホームではありません、アウェイです。」と言って、観客は「えーーー」とブーイング。
「いや、"えー"って言われましても…(困)」
観客「笑」
桜井さん「まぁね、アウェイでも勝っていく!ということで…何に勝つか分からないけれど」
アウェイ発言は少し寂しいものがありましたが、出身者もいないし、事実なんだから仕方ない。敵、という意味で言ったんじゃないのは分かってる。でもみんなミスチルを待っていたんだ。おかえりっていう気持ちだよーって、声を大にして言いたいです。
 
そのあとも「CROSS ROAD」「Tomorrow never knows」「my life」…と私の青春の頃の歌が並べられてついつい小さな声で口づさんでしまいました。「my life」なんて持ってくるとは思わなかった。
 
時間がたつにつれ、どんどん暗くなっていく空。
「せっかくのスタジアムツアーなんだから空を見て」と言ったので見上げたら、丁度飛行機が上空を横切っていて、小さな感動。場内がざわつくも桜井さんの位置からはステージの屋根で見えなかったよう。それから何度か空を見上げて飛行機を見つけました。飛行機からはこの会場、どんな風に見えるのかな。
 
「Dance Dance Dance」の時にも大きな花火。
「フェイク」の時はゆがんだ感じの映り方で、メンバーがスクリーンに映り、照明効果もあって、我を忘れるほどのステージでした。
「♪すべてはフェイク」と歌い終わったあとに、「♪そのすべて真実〜」(Any)と続いたので、「おおおー」って思いました。なんとも気づかなかった。紙一重的なこの詩にハッとさせられました。
 
歌い終えてから「星をみつけた!」と桜井さん。(今になって思えばさわやか発言だなぁ)
一斉に上空を見上げて星を探すと、暗くなった空に一つ輝く星。「わーっ」とざわめき、静かになりました。みんな見上げて一つの星を見つめていました。
 
次の歌は合唱をしようということになり、桜井さんが「僕達と君達の夏物語を残そう」と言ってました。
「口笛」のイントロが始まり、一緒に。サビは桜井さんがマイクを向けたので、大きな声で歌いました。
「口笛」は冬の歌のイメージだけど、夏の空の下で歌うのも気持ちがいいものでした。
“優しく響くあの口笛のように”
最後に桜井さんの口笛が綺麗に響いて、“夏物語の口笛”が、とても素敵な思い出の歌になりました。
 
その後「今度は僕らから皆さんに届けます」と言って「Sign」を歌ってくれました。小林さんのピアノの音が優しい空気を作り、最後に温かい拍手が起こりました。
 
「Worlds end」の時は途中からステージが凄いことに。情報過多ってくらいのいろんな文字。
スクリーンには「風が吹いて山を越えた」「はじめてデートした」…などと個人的なニュースの文字が流れ、サブスクリーンには「イラクの兵士の3割が心の病」「200gの赤ちゃん無事退院」「日本の年間自殺者3万人」「世界失業者1億9600万人」…などと世界のニュースの文字が流れていきました。
壮絶。字を目で追いかけて、歌が耳に入ってこなかったくらい。歌がいつの間にか終わってた、という感じでした。
 
本編のラストは「しるし」。やっぱりこの曲を最後に持ってきたか。何度聞いても安っぽくないなぁ。
“泣いたり笑ったり不安定な思いだけど それが君と僕のしるし”
なんでこんなにジーンとくるんだろう。
 
アンコールはみんな衣装を着替えて、桜井さんはピンクからグリーンに。“彩り”にあわせているのかな?とにかくビビットカラーの服が似合ってます。
アンコール一発目は「Wake me up!
HOMEに入ってる曲が少なかったけれど、この曲はやって欲しかったので嬉しかったです。予想としてはアルバムどおり初めの方に持ってくるかなと思ってたのですが。
 
「innocent world」は1番とサビを客席が歌いました(客としては本人が歌うinnocent worldが聴きたかった)。桜井さんは耳のイヤホンを外して、何度も客席にあの笑顔でマイクを向けてました。青い照明が綺麗でした。
 
「最後の曲になりますが、まだ発表していない曲をやりたいと思います」とラストに持ってきたのは「旅立ちの唄」という新曲でした。しんみりと聴かせる感じでしたが、最後にふさわしい曲だったと思います。いつ発表されるのかな。
 
「旅立ちの唄」が終わって、ステージの左端から右端へ移動して4人だけでいつもの挨拶。Jenも中ケーもケンちゃんも肉眼で近くで見れて良かった。もうこれでもかって位、手をいっぱい振りました。
(まだ終わりたくないよー!)って気持ちはみんな同じ。
そして真ん中に戻って桜井さんが「今日はどうもありがとう。また会おうね。気をつけて帰ってください、バイバイ!」って言ってステージに消えていきました。
王道の歌ばかりで、時間があっという間に過ぎていきました。
今度ミスチルが新潟の空に歌を投げかけてくれる日はいつになるだろう。新潟にこなくても休みの日のライブを見つけて必ず行くからね。
新潟最高、って新潟を何度も叫んでくれたのが嬉しかったです。こちらこそミスチル最高でした!ありがとう。
 
Mr.Children HOME TOUR 2007 -in the field- 8月11日 新潟
01.彩り
02.名もなき詩
03.星になれたら
04.シーソーゲーム〜勇敢な恋の歌〜
05.CROSS ROAD
06.Tomorrow never knows
07.my life
08.ひびき
09.もっと
10.HERO
11.Imagine
12.CENTER OF UNIVERSE
13.Dance Dance Dance
14.フェイク
15.Any
16.口笛
17.Sign
18.ポケット カスタネット
19.Worlds end
20.終わりなき旅
21.しるし
EN1.Wake me up!
EN2.innocent world
EN3.旅立ちの唄