椿屋四重奏tour'08〜CITY OF SILVER〜

椿屋四重奏

よしよしちゃんと行って来ました。

いつの間にか四人になって、メジャーデビューして、遠い存在になっていた去年のCDJでの椿屋のステージ。
聞く音はほとんどが知らない曲で、とても退屈だった。
そして(私の中で)リベンジ、新潟にて。
仕事を早めに片付けて、急いで会場に向かう。割と道は混雑していなくて、すぐ着いた。BUMPのライブ以来の、よしよしちゃんに会う。
開場して時間になり、一部のところから「はーやーく、はーやーく…」とコールが。え?これ、椿屋のライブでは常識なの?ってビックリした。プレッシャーをあおってしまうんじゃないの?でもこのコールは恒例なの?コールを耳に、私は黙ったまま疑問が駆け巡る。
最初のMCで「早くなんてコール、初めて聞いたよ…」と中田さん。そうだよね、失礼だよね…
そして「3年ぶりの新潟、待たせたな!」と笑顔。
「へぎそばを早速食べてきました」って言ってた。
そしてなぜかメイド喫茶の話しになり。
中田さん「新潟はメイド喫茶ってあるんですか」
客「つぶれたー」
苦笑の中田さん。
「最近メイド喫茶も増えてきたので、今度は男の人が女の子を相手にする執事喫茶ができてきているようで」
そしたら安高さんが声を変えて「お帰りなさいませ、お嬢様」と執事の物まねをして、みんな大爆笑。結果、この物まねは最後まで引っ張られた。
あと、中田さんはこのツアーを周り始めてから頭から汗をかくようになり、シャワーを浴びたように熱いと言ってた。
気になったのは演奏が終わる度に絶え間なく声をかけている人がいて、失礼なのではないかと思うくらい。そしてその声をかける人と、黙っているファンとの温度差が激しかったこと。
そしてライブも中盤に差し掛かり、「小春日和」が終わった後の隙間の時間にまた呼びかけ。
そこで安高さんは投げキッスをしてサービス。それが余計に盛り上がってさらに声掛けが多くなる。
そして中田さん「あんまり調子に乗るなよ、流れを変えるな」って言った後、静かになったので 「分かった?」って…そのあとに「はい、LOVERいきます」って優しい口調で…
ようやく注意したのに、その後で気遣ってるのが見えてとても苦しかった。そんなこと、ステージで言わせてしまったのが同じ会場にいる客として申し訳なかった。
その後の「LOVER」はなんだかモヤモヤして好きな曲なのにあんまり聞いてなかったように思う。
正直、こんな駄目客がいたライブに参加したのは初めてかもしれない。自分さえ良ければそれでいいっていうやつがいたせいで、ライブの良さよりも、女の掛け声ばかりに腹が立ったという感想しかなかった。
ライブはみんなで造るもの。盛り上がることがアーティストにとっても、客にとっても、いいライブになる条件のひとつだと思っている。だからできるだけ音に耳を澄ませていたいし、その歌を聞かせてくれたアーティストに対して大きな拍手でありがとうを伝えたい。
散々愚痴ってしまったけど椿屋さんたちの演奏は本当に良くって、前の方しか見えてなかったがライブ中はとても盛り上がってた。中田さんの歌を歌ってるときの表現に目が離せなかった。
始まりは「OUT OF THE WORLD」から「トーキョー・イミテーション」。アルバムの始まりと同じ流れで嬉しかった!
新しいアルバムの中から全部やったのかな?多分…
他には懐かしい「手つかずの世界」「トワ」「螺旋階段」「踊り子」…
アンコールの最後に歌った「君無しじゃいられない」でメンバー紹介。
トリプルアンコールもあったけど、安高さんだけ出てきて執事の物まねの挨拶で終了。 「大変楽しかったです、また来ます」って執事の物まねをしながら。
もしまた来てくれるのなら、今度はいいライブに。

写真はCDを買ったら貰えたサイン。