くるり
12月31日大晦日。最終日があっという間に来てしまった。渋谷さんが挨拶。「昨日打ち上げで岸田君がレッドツェッペリンをやるから、あの雄たけびをやってくれないかと頼まれたんだけど、それは勘弁してくれと断った」と言っていた。そんでもって出てきた岸田さんはバッチリツェッペリンTシャツを着て登場!しかもいきなりあの有名な曲、雄たけび「あああ──────ぁ!」場内湧き上がる。岸田さんすげぇ!昨日と打って変わってのライブパフォーマンス。かっこいい!岸田さん曰わく「本当はカウントダウンやりたかった…10!」という合図で自然と会場も9、8とカウントし、3、2、1、ワーッと小さく湧き上がる。
「来年はこれをやりたいっ」と力強い表明。是非期待したい。曲は昨日と同じ、ばらの花やBIRTHDAY、ロックンロールを混じえていた。どうせなら他の曲も聞きたかったが、これは贅沢だ。今年最後の曲を鳴らし終えた彼らは最後5人手をつなぎ、お辞儀を深々としてステージを後にした。来年もくるりの活動を見ていきたい。聞いていきたいと思いました。ありがとうレッドツェッペリン。
 
MCU浜崎貴司
二人が歌いだしたら一気に空気が変わった。フライングキッズの幸せであるように。懐かしー!この曲をMCUと歌を重ねて、ドラマチックな、センチメンタルな曲になった。このコラボは意外でどうなんだろう?と思ってたけどライブを見てなかなかいいと思った。MCUが浜ちゃんを敬っている姿が印象的でした。
 
★つばき
初めて見た、聞いた。最後の一曲しか聴けなかったけどちゃんとCDを買って聞いてみたいと思えるバンドだった。女の子のドラムが見た目のかわいらしさとは裏腹にかっこいい。
 
Salyu]Delete
この方、全然知らなかったんだけど「リリィシュシュのすべて」なんですね。女の子がかわいい個性的なワンピースに身を包んで出てきて、見た目かわいくて、小さくて、華奢な感じだったのに、とても太い声、堂々たる歌いっぷりに圧巻。ボーゼンと立ち尽くしてた。ちょっと視界を外したら、右にはタケシコバヤシ!びっくりした。あー調べてから行けば良かった。後から調べるとベースにはSyrupサポートのキタダマキさん、ドラムにはアラキユウコさんも参加してたらしい。キタダさん見れてなかった!とにかく女の子の存在と声、そして小林武史に参ってました。ぬー!
 
東京スカパラダイスオーケストラ
昨年はカウントダウンでこの人達と一緒にカウントしたが、今年は少し早めの出番。あの時0時になった途端みんな円陣くんでのロックンロールパーティ会場と化したが今年はカウントもないのに円陣があちらこちらでぐるぐるしてる。うぉー楽しい!ルパンのテーマもやって大盛り上がりでした。
 
★ザマッドカプセルマーケッツ
ビームが目に焼きついたMADのステージ。苦しくて抜けだした。えらい爆音でした。圧倒的な存在ってこういうことだろうか。
ちょっと記憶にない。すみません。
 
THE BACK HORN
最後の一曲しか聴けなかったのだが、ボーカルの人が身を乗り出して歌う歌い方が印象的でした。
忌野清志郎]Delete
「愛しあってるかい?」「イエーイ!」私達は疲れて座ってたけれどカウントダウンが迫ってライブも盛り上がってるので前の方へ行った。マントを持ってくる人登場。マントを肩に帰りそうに見せかけ、マントをはねのけてマイクを握る。昨年と同じパフォーマンス。再びマントを持ってきた人にかけられたのは小さな…コタツ?!ステージ中央でコタツに入るキヨシロー。カウント1分前。柔らかいムードの中5、4、3、2、1!パーン!!ワーッと歓声!銀のテープがはらはらと舞い落ちる。「コタツでゆっくりと正月を迎える事ができた」と満足そうなキヨシロー。新しいど派手なタンクトップに着替え、雨あがりの夜空に、で幕を閉じた。
 
KREVA
堂々としたステージだった。「お年玉」にいろんなゲストを迎えて(SONOMIが出てきた時「かわいー」と人気。KREVAのMCによると夏フェスで大観衆が全然見れなかったがツアーを重ねてパワーアップしたそう)お祭りクレバで「俺にもお年玉くれ」と、お客に盆踊りのような手の動作を教えるが恥ずかしがってるのか出来てなく、KREVA切れる。「なーにが0405だよ!てめーらなんかまだ去年だよ!こうだって!」とあなた、あなた、私、私と盆踊り的パフォーマンス(うまく表現できない)。場内KREVAのパフォーマンスに笑い、そして同じ動きをして、お祭りクレバで会場が一体になった。感情の気持ちを表し、最後に歌った音色はとっても甘いラブソング。ドキドキした。
 
★グループ魂
ART〜Syrupを立て続けに前で見たくてB-DASH本命の友達と離れてダッシュでGALAXYSTAGEへ向かう。グループ魂がまだやっていてちょっと押しているようだった。ステージ上に笑え!と書かれた三角コーン。なんだこれ!すでに会場は一体感で、後から来た私はちょっと入りこめないって思ったが、パフォーマンスがいちいち面白くて見入ってしまった。異様なムード。白い羽織袴姿の人が三三七拍子で「トムヤムクン、パクチー!」としめたのには大笑い。なんだ、最初から見たかったな。
 
★ARTSCHOOL
チューニング時点で、自ら本人達が音を確かめ調整する。初めてARTを見た時びっくりした。アマチュアでしかこの風景を見た事なかったから。バンドに対しての熱意をそこで感じたのだが、今回もチューニングで理樹がおなじみのフライングVの音を確かめていて(そういえばこんなバンドだった)と思いだした。昨年メンバー2人が脱退する直前のステージに遭遇したが、このメンバーになってからの約1年目のステージ。繊細さは健在だった。
 
Syrup16g
FESなのか?と思わせる暗いステージ。昨年もこの暗さに気づいたが今年も白い光が2、3個照らすシンプルなライティングに再び気づく。がっちゃんハンドマイクで「ハロー!」と登場。いきなり客席を煽る煽る。「2005年いい年にしような、生きてたら」「本当は死ぬとか簡単に言っちゃいけないんだよ…俺はおっさんだから本当にヤバいんだよ」ここは本当にFESなのか?(2度目)と思わせる、独特の雰囲気。
暗闇の中で絶叫。正月からこの迫り来る狂気と気迫にどっぷり浸かってしまった。リアルでギターを失敗し、マジ顔で「次失敗したら死にます」と言いきって再び鳴らしたイントロが危なかった時はヒヤッとした。FESという場所でSyrupを目の前にしてギリギリの感情の叫びを聞いている事がとても現実的で、しかし深夜なので夢のようだった。ありがとうSyrup!今年も暴れてくれ!
パープルムカデ
空をなくす
新曲
真空
もういいって
I.N.M
神のカルマ
Sonic Disorder
リアル
終わった後リクライニングチェアーに身を任せ、寒かったが夢見心地だった。