MR.CHILDREN DOME TOUR 2005 "I LOVE U

一昨年のDec.21以来のミスチルライブ。
10時出発のバスツアーに参加すべく、6時半起き。身支度をして、9時半に友達と駅で待ち合わせ。バスに乗りこむと、久々の遠出が楽しみすぎてテンションUP。バスが出発して、友達とお喋りを楽しむ。パーキングエリアでカレーを食べたにもかかわらず、物足りなくて二人でベーコンチーズ巻とおにぎりとコンポタとたこ焼きを買い込んでバス内で食べまくる。たこ焼きはチーズマヨで超うまかった。さすがにおにぎりは食べきれなかったので持っていく。ドームに着くと、人でごった返していた。早速グッズを買いに並ぶ。たくさんグッズ売り場があったのであまり並ぶことなくスムーズに買えた。
隣には遊園地みたいなのやショッピングビルがある。階段から降りた所にParadiseGo!Go!という言わばモー娘。のようなアイドルが歌っていた。降りてステージを見ていたのだが秋葉系ファンが生き生きしてた。二曲程聞いたがなかなか耳に残る歌で良かったと思う。
13000円程買い物をしてしまった。白の革靴と黒のニット。荷物が一気に重くなってしまった。
ベンチに腰掛けておにぎりを食べて、いざドームの中へ。東京ドーム広すぎ!あんなに大きいとは思ってみなかった。
  
1.LOVEはじめました
2.Dance Dance Dance
3.ニシヘヒガシヘ
4.跳べ
5.innocent world
―MC―ヘイジュード
6.言わせてみてぇもんだ
―MC―
7.くるみ
8.Candy
9.靴ひも
10.隔たり
11.ファスナー
12.Monster
13.CENTER OF UNIVERSE
14.ランニングハイ
―MC―
15.君が好き(弾き語り)
16.ラララ
17.overture〜蘇生
18.Worlds end
19.Hallelujah
20.and I love you
―MC―
AN1.未来
AN2.僕らの音
AN3.潜水
 
あえてリストからUP。
ていうのも今見てみるとすごいリストだと思ったから。
ドームでやるなら、一般受けするようなシングル曲のオンパレードだと思っていたので「いきなりLOVEはじめました」から始まったのは意外だった。
ドームの中に入って、ビックリしたのが広さ。こんなものが日本にあったんですか、ってくらい田舎っ子の私は驚いた。席は遠い遠い2階席だったけど、よく言えば全体を見渡せた。
今思えば、会場から入った時から鳴っていた「曲」とも言いがたい「音」は、「LOVEはじめました」とつながっていたのではないかと思う。客席がゆっくり暗くなって、大きな空間が一気にざわつく。
この席で立ってもしょうがないと思ってたけど、周りにつられて立つと、あっという間にわくわくした空気に飲み込まれた。
ひときわ大きな歓声の先には、小さな四人。
スクリーンに桜井さんがドアップ。こんなに距離があっても、曲で繋がっている。来て良かったと思った。
「LOVEはじめました」「Dance Dance Dance」「ニシヘヒガシヘ」結構ハードな歌が繋がる。4曲目の「跳べ」で、やっと新しいアルバムの歌が披露される。
桜井さんの笑顔がこっちまで笑顔にしてしまうよ。
「innocent world」では手拍子が自然とパン、パパンと揃う。幾度となく演奏されたこの曲は、10年も経つのに色あせない。
ドームで何万人の人からいっせいに「かっこいい」を言わせて、嬉しそうな桜井さん。
ミスチル版「ヘイジュード」も聴けて、次のMCで桜井さんがヘイジュードについて「この曲は人の名前を使って問いかけのような曲になっているけど、次の曲も人の名前の曲で、何度も聞いたりツアー中にやったりしてるうちに、自分達が音楽をやっている意味がこの詩の中に含まれているなぁと思ったり。そういう意味を込めて歌います」、そう言って「くるみ」を弾き語り始め、中盤から全パートが入っていって、感動的だった。
「Candy」ではスクリーンにキャンディーが、「靴ひも」では古谷実風のイラストで物語的な映像が映し出された。最後に顔無し女の絵が映し出されたけど、あれはどういった意味だったのだろう。未だ見ぬ女のイメージ?次の曲の「隔たり」に関係してるのかな。ちょっと怖い感じだった。
「ファスナー」ではファスナーが開いてく映像。縦にファスナーが開かれて、スクリーンが半分に分かれ、画面は左右に移動して消えた。すると次の「Monster」で、下から機械でつぎはぎしたようなモンスターが現れた。モンスターの顔部分は円形の画面。そこに桜井さんの歌ってる顔や、色んな世界中の人の顔、怖い顔や牙などが映った。
「CENTER OF UNIVERSE」「ランニングハイ」と、テンション高い曲が並ぶ。
「ランニングハイ」では右から左へと両手広げて全速力で走る桜井さん。MCでステージの幅が100mあると言っていた。
「この時間は僕一人に任されているコーナーなんですけど、何かリクエストはありますか?」
リクエストでざわつく場内。規模が大きすぎてざわつく声が聞き取れずに「わっかんねー」と苦笑する桜井さん。そしてとっておきの弾き語り。
ドームに響き渡ったギター1本から奏でられた音色。
「君が好き」だと分かったらわぁっと歓声がわいた。こんな曲を弾き語りするのは罪!
「ラララ」で合唱、「overture〜蘇生」「Worlds end」と好きな曲が続き、「Hallelujah」から「and I love you」の流れが圧巻。「ハ・ハレ・ハレ・ハレールー・ハレルヤ・ハレルー」の合唱と演奏が続いたままで、桜井さんだけ「I love you」と歌ってて、でもずっと「Hallelujah」だったのに、いつの間にか「and I love you」になっていた時、予想してなかった化学反応を耳で聞いたことで、私の中で『わーーーーすっげーーーー!!!!!』っていう今宵最高のクライマックス的なものが巻き起こった。
アンコールは目まぐるしくマークがころころ変わる標識と、宙に浮いてる信号機、そんな道を走っている車の映像が映しだされた「未来」、「僕らの音」、そして『この歌で最後に言ってることが、今、僕らが一番言いたいことです』と言って「潜水」で締めくくった。正直すっきりとした終わり方で物足りなかった。
全部が終わって、「Sign」が流れる中、4人でステージを中央、左、右と歩いて挨拶。大きな拍手に笑顔で応える4人。
次に彼らの曲を同じ空間で聴ける日はいつになるか分からないけれど、私はいつまでも大好きです。