記憶

この間あの人に、「画面のライトが3分しか持たない前のパソコンにiTunesが入っていて、未だに取り出せてない」って言ったら、仕事がパソコン関係のあの人は色々真剣に考えてくれて、方法をいくつか提案してくれた。
でも私が「もう面倒だから新しいパソコンに入れ直そうかな」と言うと、「3分で見つけ出して移行しようか」とも言ってくれた。
そういえば私、あの人の仕事ぶりが好きだったんだと思い出した。
頼むとすぐに片付けてくれて、頼んだ私が(面倒な作業なのに私だったら投げ出したい)って思った仕事も、数日後直してくれたんだ。
「凄い!」って感心して、仕事が楽になって数字が合ったことが嬉しかった。
私の上司にも私の代わりに説明してくれて、その頃は恋をしていなかったけど、仕事ができて、いい人だなぁって思った記憶がある。
それが今年の二月頃のお話し。
 
みんなに頼られてる姿を少し遠くから見るのが好きだった。
何かパソコンのトラブルがあると、みんながあの人を呼んで、直してくれていた。
なんだかそれを思い出した。