言ってしまった

パステル画教室も、今日で最後。
どうしよう。更新しようかするまいか考え中。。
最初に入った時は面白くないって思ったけど、習いながら描く時間っていいなって思えてきた。
先生や他の皆さんとももっとお近づきになりたかったな。
だから来年もう一回…
どうしようかな。
 
あの人が駅まで来てくれた。
雨と予報されてた天気も、晴れ。
海鮮丼を食べに行き、ボウリング。
あの人の前でガーターを出すのがたまらなく恥ずかしかった。
3戦して、全部あの人の勝ち。
これはしょうがないか。
でもスコア50の私が80まで行けたのは奇跡。
ボウリングのあとはショッピングセンターに行って、夕飯食べるのにラーメン屋に行った。
その途中、あの人が半年ほど仕事で県外に行ってしまうことを聞いた。
背中が凍りつきそうだった。
「週末は毎回帰ってくるけどね」
少し安心したけど、なんだか遠くなってしまう気がする。
ラーメン食べたら甘いものが食べたいねってことでガストにはしご。
ここでの反省点。
食い過ぎ。
あの人は普通だって言ってたけど、私にしてみたら食い過ぎ。
よく考えてみれば、あの人と同じメニュー食べてるんだよね。海鮮丼、ラーメン、パフェ…
もう恋する女子としてどうなの?みたいな…
家路に辿りつくまで、車の中で何話したか覚えていない。
今日告白しなきゃ…って思いつつ、あの人の話を上の空状態で聞いてたかと思う。
でも結局言えなかった。
そしてあの人に昨日買ったクッキーを渡して、さよなら。
家に帰って玄関の鍵を閉めたら不意にさみしくなって。
(もう会えないのかな)
(次はいつ会えるのかな)
(今日言いたかったな)
(このまま一生言わなさそう)
(大好きなのに言えない)
(こわい)
お風呂につかりながら、悲しい。
泣ける。
いつまでこんな気持ちなんだろう。
 
メソメソするのはやめよう。告白しよう。
 
お風呂から出て髪を乾かした後、あの人にメールを送る。
「電話がしたいんだけど、もう着いた?」と。
けれど、待てども待てども返事はこない。
帰宅してる時間だろうけど、お風呂に入ってるかも知れない。
膝を抱えて待つ。
具合が悪くなりそう。
今日のお礼と、告白。今日のお礼と、告白。今日のお礼と、告白。
繰り返し考える。
こわい。
ダメでも久しぶりの恋が楽しかったって思う。
でもあの人ともっとこれからもお話ししたい。
心臓が締めつけられそうだ。
結局、メールを送ってから40分後に、あの人から着信。
あの人の「どうしたの?」の声に一気に緊張が増す。
「今日はありがとう、すごく楽しかったです」
「それは良かった」
「…」
少しの沈黙の後、勢いに任せて言ってしまった。
「あのね、こんな大変な時期に言うの本当に申し訳ないんだけど○○さんのこと、もうずっと好きで、でも言えなくって、この間遊んだ時はボウリングの約束をしてまた会えるっていうのがあって嬉しかったんだけど、今日は何も約束しないまま終わって一生会えないんじゃないかって思って。多分半年前から気になっててね、でも友達のような元同僚のような感じが終わっちゃうのかなって思ったら言えなかった。気づいてるかなって思ってたけど…もう、いきなりこんなこと言われても困るよね、本当すみません」
咳をきったように出てきた言葉達。
あの人、いきなりのことで「?」って感じだった。ボー然という感じが電話の向こうから伝わってきた。
そして「あやまらなくてもいいよ」とか「そんなに前から好きでいてくれてありがとう」とか、いろいろフォローをしてくれた。でも私の気持ちには「全然気付かなかった」って。
そして「俺なんかでむしろいいの?という感じだけど…俺でよかったら」という返事。
私、半泣き。照れ笑い。
この日の夜は布団の中で何度寝返りをうっただろう。
嬉しいっていう気持ちもあるけれど、それより言ってしまったあとの大きさに気づいてどうしよう!っていう気持ちで眠れなかった。
最後に時計を見たのは3時半過ぎ。